セイコーHDが高値を更新、第2四半期の利益倍増、通期予想を増額修正し注目集まる

■今3月期の連結営業利益は前回予想を20%上回る120億円の見込みに

 セイコーホールディングス(セイコーHD)<8050>(東証プライム)は11月9日、反発して始まり、取引開始後は8%高の3505円(260円高)まで上げて約3週間ぶりに高値を更新し、2016年以来の3500円台に進む場面を見せている。8日の15時に発表した第2四半期連結決算(2022年4~9月・累計)の営業利益が前年同期の2.6倍となり、経常利益は2.7倍、親会社株主に帰属する四半期純利益は4.4倍と大幅に拡大、3月通期の予想を全体に増額修正し、注目された。

 今3月期・通期の連結業績予想は、売上高を8月に開示した前回予想から4.9%引き上げて2570億円の見込みに、営業利益は20%引き上げて120億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は13.3%引き上げて85億円の見込みに、各々増額修正した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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