ステラファーマが7%高、第2四半期の売上高33%増加、BNCT国内第2相臨床試験を開始
- 2022/11/10 09:24
- 業績でみる株価
■BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)より早く医療現場に
ステラファーマ<4888>(東証グロース)は11月10日、大きく出直って始まり、取引開始後は7%高に迫る419円(26円高)まで上げ、400円台に復帰している。9日の15時過ぎに第2四半期決算と一緒に営業外収益の計上、血管肉腫に対するBNCT国内第2相臨床試験の開始を発表し、注目が再燃した。
第2四半期決算(2022年4~9月・累計)は各利益とも赤字継続となったが、売上高は前年同期比33.3%増加した。3月通期の業績予想は据え置き、売上高の予想は1.92億円(前期比91.8%増)。
BNCT(Boron Neutron Capture Therapy: ホウ素中性子捕捉療法)への取組では、第1相臨床試験での状況から、より早く医療現場にBNCTを届ける可能性が高い疾患として、今回、血管肉腫を優先的に開発することとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)