日経平均2万8000円回復、約2ヵ月ぶり、NYダウ急騰、米消費者物価指数を受け利上げピッチ鈍化の観測

東京証券取引所

■11日はSQ算出日、NY急騰のため買いを余儀なくされ上げに拍車の様子も

 11月11日午前の東京株式市場では日経平均が急反発し、午前9時40分頃に上げ幅700円を超えて2万8193円12銭(747円02銭高)まで上げ、取引時間中としては今年9月14日以来、約2ヵ月ぶりに2万8000円台を回復した。

 米消費者物価指数などを受けて金利引き上げピッチの鈍化観測が台頭し、NYダウが1201ドル上げて大幅高となったことなどが好感された。また、11日はミニ先物、オプション各11月物のSQ(特別清算値、行使価格)算出日に当たり、これを巡る現物株への売買注文が朝一番に集中する日。NYダウ急騰を受けてポジションの見直しを迫られたことにともなう買いが増えたとの見方も出ている。SQ概算値は、日経QUICK試算で日経平均タイプが2万8225円86銭(779円76銭高)と歌えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る