三越伊勢丹HDは反発を探る、通期予想の営業・経常利益を4割増額修正

銘柄フラッシュ

■75日移動平均に迫り調整一巡感が出てくる頃合いの見方

 三越伊勢丹ホールディングス(三越伊勢丹HD)<3099>(東証プライム)は11月14日、1265円(36円高)で始まった後19円安を下値に切り返し、反発を探る相場となっている。前取引日・11日の15時に第2四半期決算と3月通期の連結業績予想の増額修正を発表し、営業・経常利益は、ともに2022年8月に公表した従来予想を4割増額修正、好感買いが先行している。

 第2四半期累計(2022年4~9月)の連結売上高は単純比較で前年同期比18.6%増加し、各利益は黒字に転換した。今3月期の通期の連結業績予想は、営業利益と経常利益をともに従来予想比41.2%増の240億円に見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同26.3%上回る240億円の見込みに見直した。株価は10月に2018年以来の高値1395円をつけた後調整基調だが、75日移動平均に迫っているため、調整一巡感が出てくる頃合いと見られている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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