ギフティが急反発、四半期決算発表後は下げたが証券会社の「目標株価」など好感

■売り上げに勢いあり「旅先納税」など新事業に期待強い

 ギフティ<4449>(東証プライム)は11月16日、急反発となり、取引開始後に16%高の2287円(323円高)まで上げ、午前10時を過ぎても10%高前後で推移し、東証プライム銘柄の値上がり率1位になる場面を見せて急出直りとなっている。14日に第3四半期決算を発表し、翌15日は下げたが、16日は大和証券が同社株の目標株価を600円引き上げて2500円に見直したと伝えられ、買い材料視されている。

 第3四半期連結決算では、2022年1~9月・累計の営業、経常利益が通期業績予想額を上回ったにもかかわらず、通期業績予想を据え置いた。このため、15日は落胆売りが少なくなかったと見られている。ただ、据え置いた要因として、「第4四半期に賞与その他費用の計上を予定しているため、通期業績予想は据え置く」(説明資料より)としており、通期予想の売上高は前期比25.4%増の見通しを継続。トップラインが伸びている上、ふるさと納税の新たなカタチ「旅先納税」(同社の登録商標)で10月に日本航空<9201>(東証プライム)と提携するなど、新形態の事業が本格化してきたことなどが注目点になるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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