デジタル・インフォメーション・テクノロジーは新セキュリティ製品の販売開始など好感され大幅続伸

■第1四半期決算の各利益とも5割増に続き買い材料視される

 デジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>(東証プライム)は11月16日、時間とともに上げ幅を広げ、午前11時にかけて11%高の2065円(209円高)まで上げ、2日続けて大幅高となり年初来高値を更新している。14日発表の第1四半期連結決算(2022年7~9月)が各利益とも5割増となった上、15日、「情報セキュリティで最大の脅威となっているランサムウエア攻撃等から重要データを確実に保護するセキュリティ製品の販売開始」と発表し、買い材料視されている。2000円台回復は2021年9月以来になる。

 15日の発表によると、同社の「データプロテクション機能」は、代表的なランサムウエア対策の「マルウエア検知」や「バックアップからの復旧」と異なり、OSのデータ変更等の命令をリアルタイムで監視することで攻撃を無効化するまったく新しい考え方になるという。『WebARGUS for Ransomware』により、現在のシステムの状態を維持すると共に、重要な復旧用のバックアップデータの暗号化を阻止し、確実に保護するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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