【株式市場】日経平均は112円安だがTOPIXは2.7ポイント高、好決算銘柄など選別物色

◆日経平均は2万7915円58銭(112円72銭安)、TOPIXは1966.05ポイント(2.76ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億4024万株

 11月17日(木)前場の東京株式市場は、米国で半導体株指数SOXが4.3%安と比較的大きく反落したことなどを受け、東京エレク<8035>(東証プライム)が反落など、値がさ半導体関連株が下げた一方、ここ1週間ほど軟調だったJR東日本<9020>(東証プライム)や日本航空<9201>(東証プライム)などの脱コロナ銘柄が反発基調となった。三井住友FG<8316>(東証プライム)
などの大手銀、大成建設<1801>(東証プライム)などの建設株もしっかり。日経平均は76円安で始まり、118円29銭安(2万7910円01銭)から1円32銭高(2万8029円62銭)の間を往来し、前引けは112円安となった。TOPIXは堅調。

 ハウスコム<3275>(東証プライム)が一段高となり、四半期好決算銘柄を選別買いする動き拡大の見方。ウェルビー<6556>(東証プライム)はコーポレートサイト新設で認知度向上とされ出直り急。ソレキア<9867>(東証スタンダード)はスーパーコンピューター開発投資拡大への期待など言われ時間とともに上げてストップ高。coly<4175>(東証グロース)は大手エンターテインメント企業との取引契約締結によるサービス開始予定時期2026年1月が早まる期待など言われて動意を強め一時ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億4024万株、売買代金は1兆4759億円。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は12299銘柄、値下がり銘柄数は537銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種が値上がりし、陸運、空運、食料品、繊維製品、不動産、建設、医薬品、その他金融、水産農林、サービス、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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