【株式市場】日経平均は47円高、保険、銀行株など高く円安受け自動車株もしっかり

◆日経平均は2万7978円06銭(47円49銭高)、TOPIXは1972.07ポイント(5.79ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億5459万株

 11月18日(金)前場の東京株式市場は、NY株の中で半導体株指数は続伸したことなどを受け、アドバンテスト<6857>(東証プライム)などの半導体関連株が総じて堅調に推移し、為替の円安などを受けてトヨタ<7203>(東証プライム)などの自動車株も高い。保険株がサイバーセキュリティ保険好調などで総じて高く。東京海上HD<8766>(東証プライム)は大引け後に予定する決算発表への期待もあり活況高。新興市場のバイオ材料株の値動きも活発。日経平均は79円高で始まり、午前10時過ぎに114円87銭高(2万8045円44銭)まで上げ、前引けも堅調。前日比で反発基調となった。

 三井住友FG<8316>(東証プライム)が4日続伸基調となり4年ぶりの高値に進み自社株買いと消却など好感され、地銀株はITシステム統合に向けた動きなどで高い。KPPグループ(旧・国際紙パルプ商事)<9274>(東証プライム)や三陽商会<8011>(東証プライム)は四半期決算を見直して選別買いとされ高値を更新。アバールデータ<6918>(東証スタンダード)は決算発表後の急伸衰えず一段高。リボミック<4591>(東証グロース)は期決算説明会の質疑応答の開示など好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億5459万株、売買代金は1兆4882億円。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は1218銘柄、値下がり銘柄数は516銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種が値上がりし、保険、繊維製品、輸送用機器、医薬品、電力ガス、食料品、非鉄金属、建設、ゴム製品、その他製品、銀行、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る