旭化成が第2四半期の利益予想を増額修正し一段高

銘柄

■第1四半期決算は営業利益33%増加、通期予想は次回見直す予定

 旭化成<3407>(東1)は13時に2016年3月期・第1四半期の連結決算(4~6月)を発表し、第2四半期の営業・経常・純利益の見通しを増額修正。株価は一段高となり993.8円(34.9円高)まで上げて出直りを強めている。

 第1四半期は、ケミカル事業やクリティカルケア事業などを中心に好調で、売上高は前年同期比3.4%増加して4623.7億円となり、営業利益は同じく33.4%増加して355.5億円となった。住宅・建材事業ではリフォームやマンションが好調だった半面、戸建て住宅と集合住宅の引渡し戸数は減少した。こうした推移を受け、第2四半期の業績予想(4~9月)は、売上高を期初予想に比べて0.4%ほど引き下げる一方、営業・経常・純利益の見通しは各々8%から9%増額修正した。通期の見通しは第2四半期決算の発表時に見直しを行うとした。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る