佐田建設が一段高、自社株買いの理由をズバリ「株主還元の充実」とし注目集まる

■通常は「機動的な資本政策の遂行」のため積極買いに期待

 佐田建設<1826>(東証スタンダード)は11月29日、一段と出直って始まり、取引開始後は7%高に迫る471円(29円高)まで上げ、今年6月3日以来、約6ヵ月ぶりに470円台を回復している。28日の15時に自己株式の取得(自社株買い)を発表、通常は「機動的な資本政策の遂行」などとすることが多い中で、同社はズバリ「株主還元の充実と資本効率の向上」のためとし、注目度が強まっている。

 自社株買いの上限株数は22万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.42%)、取得総額は1億円、期間は2022年11月29日から23年3月24日までの予定。積極的な買いへの期待が強い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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