トレジャー・ファクトリーが高値を更新、トップメッセージを更新し「SDGs意識の向上」などから「販売・買取ともに好調」と

■EC販売を強化、ホビー・楽器専門館、周辺事業なども拡充

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東証プライム)は11月28日付でIR情報のトップメッセージを更新し、「現在、リユース市場にはかつてない追い風が吹いていると感じております」などと、野坂英吾・代表取締役社長の最新の談話を同社ホームページに掲載した。

 29日の株価は2日続伸基調となり、再び上値を追い、午前10時にかけて2371円(111円高)まで上げて約3週間ぶりに2010年以降の最高値(株式分割を調整後)に進んでいる。

 最新の談話では、「消費者のSDGs意識の向上や最近の物価高による節約志向の高まりから、当社グループの販売・買取ともに好調が続いて」いるとし、コロナ禍では、EC販売を強化するための自動採寸システム開発、EC販売のベース拡大、楽器、アウトドア用品、ゴルフ用品などの強化、ホビー・楽器に特化した専門館のオープン、などに取り組んだとした。この結果、「2023年2月期、第2四半期連結累計期間においては経常利益が10億円を超え、過去最高益を達成」した。

 また、「リユース周辺事業については、BtoBオークション事業の強化に取り組んでおり」、「このような店舗以外の売買チャネルを自社で持つことで、より多種多様なアイテムを取り扱うことができ、リユース事業とのシナジーを生み出すことができて」いるとし、「2022年10月には今期2回目となる業績予想の上方修正を行い、配当予想も8月の中間配当増額に続いて期末配当を5円増額し、1株当たり年間配当を27円(前期17円)といたしました」などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る