KNT-CTホールディングスは「沖縄の観光客11%増」や『白神山地』の自治体連携が好感され後場も一段と強含む
- 2022/11/29 13:54
- 材料でみる株価
■白神山地は2023年で世界自然遺産30周年、地域活性化も推進
KNT-CTホールディングス<9726>(東証スタンダード)は11月29日、時間とともに強含む相場となり、後場も一段と上げて13時30分にかけては749円(53円高)をつけて出直りを強めている。旅行業界の大手で、「沖縄の観光客11%増、10月、国内客はコロナ前超す」(日本経済新聞11月29日、地方経済面)と伝えられたことなどが買い材料視されている。また、28日付で、クラブツーリズム株式会社(東京都新宿区)とともに「観光振興及び地域活性化に関する包括連携協定」を青森県・西目屋村と締結したことを発表しており、旅行商品の開発を通じて観光を通じた地域活性化事業にも期待が出ている。
青森県・西目屋村との連携協定では、来年度に『白神山地』の世界自然遺産登録30周年を迎えるにあたり、西目屋村が進める世界自然遺産白神山地を活用した観光振興にあわせ、白神・西目屋村の「食」や「マタギ文化」や各種体験を組み合わせた着地型コンテンツ開発や、それらを活用したツアーの造成、学生団体を対象とした教育旅行、スポーツ合宿などの需要の取り込みを行う。また、クラブツーリズムは、西目屋村の保有するコンテンツを活かした白神山地散策など、アウトドアを組み込んだプランや、白神・西目屋村の「食」やマタギ文化や各種体験を組み合わせたテーマ型旅行の企画販売を行う。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)