サンワカンパニーは2014年以来の高値に進む、住宅事業を本格稼働、今期も連続最高益を見込む

■決算発表のあと配当予想の増額など続き次第に注目強まる

 サンワカンパニー<3187>(東証グロース)は11月30日、次第に上げ幅を広げて続伸一段高となり、午前10時30分にかけて5%高の1262円(64円高)まで上げて2014年以来の高値に進んだ。11月14日の9月決算発表を境に再び上昇基調を強め、25日には配当予想を増額修正、29日には住宅新報webに掲載と発表しているが、次第に注目の強まる相場となっている。この数日、値幅妙味を増してきたとの見方も出てきた。

 住設機器や建材の取り扱い事業に加え、2022年5月に住宅事業を行う(株)ベストブライトの全株式を取得し、住宅事業を本格稼働した。これにともない、2022年9月期・第3四半期から連結決算に移行。22年9月期は売上高、利益ともに過去最高となった。今期・23年9月期の連結業績予想は売上高を前期比28.2%増、営業利益を同15.2%増とするなど、一段の拡大、連続最高益を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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