大塚HDが後場動意強める、米国で超音波腎デナベーションシステムの承認申請受理と発表し好感される

■欧州では医療機器規則認証を取得、日本でも承認めざす

 大塚ホールディングス(大塚HD)<4578>(東証プライム)は11月30日の後場、一段強含んで4715円(46円高)で始まり、再び出直りを強めている。同日午前11時30分、米国のグループ会社による「Paradise(商標)超音波腎デナベーションシステム」の承認申請(PMA)が2022年11月23日付で米国FDAに受理されたと発表し、注目が集まった。同システムは、米国および日本では臨床開発中で、EUではCEマーク(欧州医療機器規則の諸要件を満たす認証)を取得しているという。

 発表によると、同システムは、腎交感神経の過活動抑制による血圧降下を意図して設計され、バルーンカテーテル内に冷却水を循環させて血管壁を保護しながら、超音波による腎デナベーションを行うのが特徴。先々、欧州での普及拡大に関する発表や日米での承認取得に関する発表などが期待できるとして注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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