スパイダープラスが後場一段と強含む、建築図面をAIが読み取る「業界初」の特許に期待強い
- 2022/11/30 14:00
- 材料でみる株価
■作業時間を約70%削減、より多くの案件を受注できる体制に
スパイダープラス<4192>(東証グロース)は11月30日の後場、一段と強含み、13時30分を過ぎて6%高の759円(45円高)まで上げ、再び出直りを強めている。現場業務をラクにする建築図面・現場管理アプリS『PIDERPLUS』などを提供し、24日に「業界初!建築図面をAIが読み取り、「柱」「壁」などの検査アイコンを自動配置(基本特許を取得)」と発表。翌日から久々に値動きが活発化している。機械学習により手作業で行う段取り作業を約70%削減するという。
発表によると、同社は今年・2022年10月に基本特許技術「建物構造図アイコン配置AI」(以下、「本発明」)を業界で初めて取得した。本発明は、機械学習を通じて建物構造図の記号認識から検査アイコンの配置までを自動化するAI技術で、本技術を活用し、BPOサービスで受託した業務の作業時間について約70%の削減を実現しており、より多くの案件を受注できる体制を構築できている。本発明を有望企業とのアライアンスにも活用していくとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)