【狙い場・買い場】ストリーム急動意、インバウンド関連で業績好調、ラオックス向け化粧品寄与

狙い場・買い場

ストリーム<3071>(東マ)はインバウンド関連で注目され急伸のあと200円前後を固める展開となっている。業績見通しよく再上昇が期待され狙い場といえるだろう。

家電製品、パソコン、デジタルカメラなどを販売するネット通販サイト「ECカレント」「イーベスト」「特価COM」の運営(インターネット通販事業)を主力としている。昨年、扶桑化学工業<4368>から、化粧品・健康食品の無店舗販売を展開するエックスワンの株式80%を取得して連結子会社化し、化粧品・健康食品を中心とした生活必需品の販売事業を開始した。

とくに、昨年秋にラオックス<8202>と提携して、子会社エックスワンのコスメティック関連商品をラオックスの免税店で販売開始した。エックスワンが新発売した幹細胞コスメ・シリーズ「XLUXES(エックスリュークス)」について、免税店舗における販売でラオックス独占とすることに合意した。

中国人観光客の大幅な増加も背景として、エックスワン製品の売上が想定以上に伸長し、ラオックス店舗における化粧品カテゴリーのトップシェアメーカーに成長しているようだ。

15年3月には、エックスワンがタカラバイオ<4974>の研究開発素材を用いた健康維持サプリ「Xフコイダン テルペン」を発売した。ガゴメ昆布「フコイダン」とキノコ「テルペン」を配合したサプリメントで、タカラバイオが30年前から研究を継続している機能性食品素材だ。

2016年1月期は、売上高が前期比5.5%増の214億65百万円、営業利益が同33.7%増の3億74百万円、経常利益が同23.0%増の3億70百万円、純利益が同14.5%増の2億98百万円としている。配当は無配を継続する。

年初来高値は277円(2月7日)、安値は145円(7月9日)、8月5日は198円。

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