■多くの国の様々な環境から確実に接続可能な新システムを開発し公開
KLab<3656>(東証プライム)は12月2日、次第に強含む相場となり、午前9時30分にかけて4%高の504円(20円高)まで上げ、昨1日の午後に割り込んだ500円台を早速回復している。サッカーゲーム「キャプテン翼」を配信するため、サッカーW杯で日本がスペインに勝ったことが連想買いを呼んだとされるほか、11月30日にオンラインゲーム対戦や協力プレイなどを実現するためのリアルタイム通信システムを開発し公開したと発表しており、こちらに期待する様子もある。
発表によると、オンライン対戦や協力プレイなどを実現するためのリアルタイム通信は、昨今のゲームの中核をなす機能となっているが、モバイル端末やゲーム仕様に合わせたカスタマイズが難しく、頭を悩ませるポイントとなっている。KLabでは、複数タイトルでリアルタイム通信システムを開発運用してきたノウハウを反映し、汎用化したシステムとして「WSNet2」を開発。ブラウザの双方向通信に広く使われているWebSocketを採用しているため、回線の種類や接続方法、ネットワーク構成にかかわらず、多くの国の様々な環境から確実に接続することができるシステムとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)