トヨタ自動車は米国で軟調なため最高益など好感するが売買交錯
- 2015/8/5 09:10
- 株式投資ニュース
トヨタ自動車<7203>(東1)は朝寄り後8000円(121円安)をはさんで売買交錯となり、取引時間中としては7月10日以来の8000円割れとなった。昨4日の取引終了後に2016年3月期の第1四半期決算(15年4~6月連結、米国会計基準)と自社株買い(自己株式の取得)を発表し、純利益は同10.0%増の6463億9400万円となり、第1四半期として最高益を更新したが、これを受けた米国市場では同社株が軟調で、東証市場の終値比45円安の8080円前後で推移。また今朝の円相場が対ドル、ユーロとも円高進行となったことなどが影響している。
自社株買いは、15年8月10日から同11月30日の期間に上限株数4710万株、上限金額6000億円。また、第1四半期の売上高は前年同期比9.3%増の6兆9876億4800万円となり、純利益は同10.0%増の6463億9400万円で第1四半期として最高益を更新した。