上場2日目のサイフューズは一段高、「3D細胞製品」で失った臓器や機能の再生めざす取組に期待強い

■初値1720円、一時ストップ高の2214円まで上げる

 12月1日に新規上場となったサイフューズ<4892>(東証グロース)は2日、一段高となり、前場一時ストップ高の2214円(400円高)まで上げ、後場も13時30分にかけて21%高の2190円(376円高)前後で推移している。バイオ3Dプリンティング技術をもとに「3D細胞製品」の実用化開発を進め、「3D細胞製品が実用化されることで、失った臓器や機能を再生させるという画期的な治療のアプローチが実現」(同社ホームページより)するとのことで、期待は大きいようだ。公開価格1620円、初値は1720円(公開価格の6.2%高)だった。

 業績見通し(2022年12月期・個別、会社発表)は、売上高が3.67億円(前期比48.2%減)、営業利益は5億円の損失(前期は70百万円の黒字)、当期利益は5.18億円の損失(前期は1.42億円の黒字)。特に研究開発費において臨床試験費用の支出を大きく見込む。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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