リファインバースグループは再生ナイロン樹脂の相次ぐ開発など好感され上場来の高値に向け出直る

■廃漁網の再生に続き廃車のインテークマニホールドを原料に再生

 リファインバースグループ<7375>(東証グロース)は12月7日、反発基調となり、8%高の2411円(188円高)まで上げた後も堅調に推移し、12月5日につけたばかりの上場来高値2637円に向けて出直っている。5日、廃漁網による再生ナイロン樹脂の東レ<3402>(東証プライム)への供給を発表し、同日は一時7%高となって高値を更新。6日は、廃車から回収したインテークマニホールドを原料として使用したた再生ナイロン樹脂「REAMIDE(商標)」の新グレードを開発と発表し、サステナブルマテリアル(環境配慮型の工業原料)の開発進展に注目が集まっている。

 発表によると、今回のケミカルリサイクルナイロンは、スポーツ・アウトドア向け薄地織物やインナー・レッグアパレル向けを中心とした衣料用途に加え、自動車部品やロープ、漁網、カーペットなどの一般産業資材向けも含めた幅広い産業分野での用途展開が想定されており、本取組により廃棄漁網を原料とした素材の用途が拡大することとなる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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