加賀電子が再び浮揚、SBI証券のレポートで目標株価が引き上げられ改めて注目強まる

株式市場 銘柄

■投資判断「買い」継続、目標株価は6200円から6300円に

 加賀電子<8154>(東証プライム)は12月13日、取引開始後に4310円(80円高)まで上げた後も強い相場を続け、11月につけた実質的な上場来の高値4635円に向けて再び浮揚する相場となっている。SBI証券のレポート(12月12日付)が投資判断「買い」継続とし、目標株価は6200円から6300円に引き上げ、改めて注目が強まっている。SBI証券は9月15日付のレポートで加賀電子株式への投資判断を開始し、注目し始めていた。

 SBI証券の12月12日付のレポートでは、『注目したい中期経営計画の修正値』として、「同社は2023年5月の23/3期本決算発表時に、中計の最終年度25/3期の新たな経営目標を開示すると23/3期中間決算時に公表」「半導体商社、EMS事業で業界トップクラスの実力を持つ同社がどのような経営目標数値を示すか注目」を強めている。

 そして、投資判断は「買い」を継続し、目標株価は6200円から6300円に修正。24/3期は減益予想だが、25/3期から過去最高益更新が続くと予想すること、および2023年5月に発表される中期経営計画2024の修正経営目標の期待感があることから、投資判断「買い」を継続」するとした。「目標株価は、評価期間を23/3期から24/3期に変更、バリュエーションは前回同様PER約8倍を適用」した。

 なお、いちよし経済研究所は11月9日付でフェアバリュー9000円を掲げている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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