セルシスは中国のクリエイターに向けたイラスト・マンガ・アニメ制作アプリの提供開始など好感され続伸基調

■スマホ・タブレット・パソコンで描け、中国のアニメ市場の急拡大をとらえる

 セルシス<3663>(東証スタンダード)は12月14日、2日続伸基調となり、前場5%高の692円(35円高)まで上げ、後場寄り後も685円前後で推移し、下値圏から出直っている。13日付で、中国のクリエイターに向け、イラスト・マンガ・Webtoon・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT for iPad」の中国語(簡体字)版を同日から提供開始したと発表し、期待の強まる相場になっている。

 発表によると、「CLIP STUDIO PAINT」は、スマホ・タブレット・パソコンで描けるイラスト・マンガ・Webtoon・アニメーション制作アプリで、中国市場における法令等に対応するために機能を最適化した、専用のアプリで提供する。すでに英・仏・独語版など8言語で提供している。中国のアニメーション市場の規模は、2019年には3兆円を突破しており、2026年には7兆円を超えるという試算もあり(、急速な成長が見込まれている。こうした市場の拡大に伴うクリエイターからの需要に応えていくとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る