カンロは12月期末に創業110周年の記念配当、後場、一段と強含み高値を更新

■「グミ」などの主力ブランド好調で業績好調、12月決算への期待も強い

 カンロ<2216>(東証スタンダード)は12月14日の後場、一段と強含んで始まり、13時にかけて4%高の1256円(53円高)まで上げ、株式分割を調整後の2018年以来の高値を2日ぶりに更新している。キャンデイ「グミ」などの主力ブランド品が好調で、10月末に業績・配当予想の増額・増配を発表しており、12月決算への期待が衰えない相場が続いている。11月に創業110周年を迎えたことを記念し、12月期末に1株5円の創業110周年記念配当を実施。配当性向を40%迄に段階的に引き上げるとし、好感されている。

 2022年12月期末配当は、普通配当12円50銭に加え1株につき5円の創業110周年記念配当を実施し合計17円50銭にすると10月31日に発表した。前12月期との比較では、22年7月に1株を2株とする株式分割を実施したため、前12月期末配当の25円に対し今回は35円になり、10円の増配に相当する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■千葉県匝瑳市で画期的な太陽光発電技術の共同実証実験  積水化学工業<4204>(東証プライム)と…
  2. ■NNP技術を用いた高速計算でCMPスラリーのメカニズムを初めて解析  レゾナック・ホールディング…
  3. ■生きものの文章を読みながら、楽しく読解力が身につく  学研ホールディングス<9470>(東証プラ…
2024年9月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■9月相場を制するのは高配当株!安定収入と株価上昇の両立を目指す  9月の株式市場は、日米の政治情…
  2. ■「ホンダラ行進曲相場」の最終イベントの中間配当権利取りではランク上位銘柄をマーク  株式相場は、…
  3. ■日本の埋蔵隠れ資産66兆円を狙え!金価格上昇で活況を呈するリユース市場  今週のコラムは、金価格…
  4. ■「二日新甫」の9月相場はアップサイドでもダウンサイドでも金関連株になお「ラストリゾート」余地  …

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る