カンロは12月期末に創業110周年の記念配当、後場、一段と強含み高値を更新
- 2022/12/14 13:37
- 業績でみる株価
■「グミ」などの主力ブランド好調で業績好調、12月決算への期待も強い
カンロ<2216>(東証スタンダード)は12月14日の後場、一段と強含んで始まり、13時にかけて4%高の1256円(53円高)まで上げ、株式分割を調整後の2018年以来の高値を2日ぶりに更新している。キャンデイ「グミ」などの主力ブランド品が好調で、10月末に業績・配当予想の増額・増配を発表しており、12月決算への期待が衰えない相場が続いている。11月に創業110周年を迎えたことを記念し、12月期末に1株5円の創業110周年記念配当を実施。配当性向を40%迄に段階的に引き上げるとし、好感されている。
2022年12月期末配当は、普通配当12円50銭に加え1株につき5円の創業110周年記念配当を実施し合計17円50銭にすると10月31日に発表した。前12月期との比較では、22年7月に1株を2株とする株式分割を実施したため、前12月期末配当の25円に対し今回は35円になり、10円の増配に相当する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)