ステムリムが3日続伸、心筋症に関する特許を材料視、「目標株価」示され安心感も

■野村証券が1220円に設定と伝わる、20円引き下げたが4ケタ台維持を好感

 ステムリム<4599>(東証グロース)は12月15日、3日続伸基調となり、8%高の970円(75円高)まで上げた後も940円前後で推移し、再び出直りを強めている。12日の15時に、「レダセムチド(HMGB1断片ペプチド)の心筋症および陳旧性心筋梗塞を適応症とした特許登録(メキシコ)」を発表して買い材料視され、翌日から連日高となっている。

 また、15日は、野村証券が同社株式の投資判断を「Buy」継続のまま目標株価を20円引き下げて1220円に設定と伝えられた。目標株価は引き下げられたものの、特許取得という注目材料について1200円台まで評価できるというメドが示された形になり、好感されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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