アスクルが急伸、第2四半期の売上高、営業利益の最高更新など好感され11%高

業績でみる株価

■連結子会社アルファパーチェスの上場承認も株高期待要因に

 アスクル<2678>(東証プライム)は12月16日、急伸商状となって大きく出直り、午前9時30分にかけては11%高の1703円(171円高)まで上げ、今年9月15日以来、ほぼ3ヵ月ぶりに1700円台を回復している。15日の15時に発表した第2四半期連結決算(2022年5~11月・累計)が売上高、営業利益とも過去最高を更新し、想定以上との受け止め方が出ている。11月下旬には、連結子会社(株)アルファパーチェスの株式上場承認を発表した。

 第2四半期連結決算(2022年5~11月・累計)は、売上高が前年同期比5.4%増の2202.51億円で、営業利益は同0.7%増の67.45億円だった。5月通期の予想は全体に据え置き、営業利益は145億円(前期比1.3%増)。発表では、「LOHACO」事業の11月度の限界利益率が目標としていた二桁を達成したとし、下期への期待が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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