ペットゴーは8日ぶりに反発、円安修正されるなら通期予想に上振れ余地の見方

■第2四半期決算は通期予想を上回ったが円安など理由に通期予想を据え置く

 ペットゴー<7140>(東証グロース)は12月21日、8日ぶりの反発相場となり、9%高の1038円(87円高)まで上げた後も7%高前後で推移している。11月初に発表した第2四半期決算は各利益とも通期予想を上回ったものの、通期予想は原材料高や円安などを要因に据え置いた。しかし、20日の日銀の金融政策発表によって為替は一転、円高方向に転じているため、通期予想に上振れ余地が出てきたとの期待が出ている。

 ペットヘルスケア事業の単一セグメントで、11月初旬に発表した第2四半期連結決算(2022年4~9月・累計)は、「自社オンラインサイトの決済方法拡充及び継続して販促投資を実施した結果、業績は順調に推移し」(決算短信)、営業利益は1.94億円(前年同期は四半期連結財務諸表を作成していないため増減比較なし)、四半期純利益は1.31億円(同)だった。今期・2023年3月期の連結業績予想は据え置き、「原材料価格の高騰や円安等の外部環境の影響が未だ不透明であること」(決算短信)などを要因に、営業利益は1.73億円(前期比4.9%増)、純利益は1.14億円(同8.5%増)などを継続した。営業・経常・当期純利益とも第2四半期までで通期の予想を上回っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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