高島屋は業績予想の増額修正など好感され大きく出直って始まる

高島屋

■第3四半期決算は営業益など大幅に黒字転換

 高島屋<8233>(東証プライム)は12月27日、大きく出直って始まり、取引開始後は9%高に迫る1860円(152円高)まで上げ、今年10月につけた2018年以来の高値1927円に向けて上値を追っている。

 26日15時に発表した第3四半期決算で、連結営業利益(2022年3~11月・累計)と四半期純利益が前年同期比で大幅な黒字に転換し、2月通期の連結業績予想の増額修正も発表、好感買いが先行している。

 2月通期の連結業績予想は、個人消費が堅調に推移していること、一過性の大口受注もあるほか、円安進行による海外グループ会社の円建てでの押上げ効果もあるとし、従来予想比で売上高を2.5%引き上げ、営業利益は11.8%、親会社株主に帰属する当期純利益は30.0%引き上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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