マイクロアドは最高値圏で堅調、新たな事業(オルタナティブデータに基づく株式投資事業)に注目集まる

■SNSの投稿やWEBサイトのトラフィック、様々なビッグデータなど活用

 マイクロアド<9553>(東証グロース)は12月28日、9%高の1897円(152円高)まで上げた後1770円(25円高)前後で推移し、伸び悩んではいるものの、12月19日につけた上場来の高値1995円に向けた出直り相場を継続している。27日の15時、新たな事業(オルタナティブデータに基づく株式投資事業)の開始を発表。期待材料視されている。投資資金の規模は、2022年9月期連結・単体それぞれの固定資産の10%未満の範囲で行うとした。

 発表によると、オルタナティブデータとは、株式投資等の投資業において、その投資判断や経済の先行きを予測する材料として活用されるデータ群。一般的な投資では、決算情報や経済統計などを投資判断に活用しているが、一方でSNSの投稿やWEBサイトのトラフィック、消費・購買データなどの様々なビッグデータを分析・解析することによって、より速報性が高く、様々な粒度で投資判断に活用できるオルタナティブデータが注目されている。また、AIや機械学習の活用によって、その分析精度を継続的に向上させていくことが可能になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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