ソフトバンクが自社株買いなど好感し出直りもみ合い上限目指す

ソフトバンク

 ソフトバンク<9984>(東1)は7440円(300円高)の買い気配で始まり、取引時間中としては6月26日以来の7400円台回復となった。昨日の取引終了後に発表した2015年4~6月期(第1四半期)の連結決算(国際会計基準)が売上高は前年同期比10%増の2兆1390億円、純利益が前年同期比2・8倍の2133億円となるなど好調で、取得上限株数1200万株(発行株数の1.68%)の自社株買いも発表したことが好感されている。

 自社株買いの実施期間は8月7日から16年3月31日まで。株価は14年2月以降、1年半近くの間、下値を6600円前後としてもみ合う横ばい相場が続いており、下値不安は小さいとの見方が少なくない。直近はもみ合いの下限水準から出直ってきた状態のため、上限水準までは周期性も兼ねて上値が見込める可能性がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る