アダストリアが急伸、業績・配当予想の増額修正など好感され東証プライム市場の値上がり率1位

■第3四半期の大幅増益を受け2月期末配当は5円増の35円に

 アダストリア<2685>(東証プライム)は12月30日、大きく出直って始まり、取引開始後は13%高の2260円(255円高)まで上げ、今年10月7日以来、約3ヵ月ぶりに2200円台を回復している。東証プライム市場の値上がり率1位。29日の15時30分に第3四半期決算を発表し、2月通期の連結業績見通しと配当予想を増額修正、好感買いが先行している。

 第3四半期連結決算(2022年3~11月・累計)は、前年同期比で売上高が20.6%増加し、営業利益は2.5倍となった。これを受け、今2月期の連結業績予想を増額修正し、営業利益は従来予想を25.0%上回る125億円の見込み(前期比90.4%増)に見直した。また、2月期末配当予想も1株につき従来予想比5円増の35円の予定(前期比でも5円の増配)に見直した。これにより、年間配当は60円の予定になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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