【株式市場】日経平均は87円高、NY株反発と円安など受け半導体・電子部品株など高い、TOPIXは小安い

◆日経平均は2万5804円12銭(87円26銭高)、TOPIXは1867.21ポイント(0.94ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は5億8827万株

 1月5日(木)前場の東京株式市場は、NY株式の反発、円安などを受けて自動車株や半導体・電子部品株などが高く始まり、任天堂<7974>(東証プライム)などもしっかりとなった。自動車株は前引けにかけて軟化する銘柄があったが、半導体関連株は総じて堅調で、村田製<6981>(東証プライム)なども高い。日経平均は108円高で始まり、午前10時30分頃に230円24銭高(2万5947円10銭)まで上げ、前引けにかけてはダレ模様になったが堅調に推移した。TOPIXの前引けは小安い。

 日本板硝子<5202>(東証プライム)が年初から続伸基調となって高値に迫り、ウクライナの復興需要などへの期待に加えチャート妙味が伴ってきたとの見方。JPホールディングス<2749>(東証プライム)や幼児活動研究会<2152>(東証スタンダード)、ベビーカレンダー<7363>(東証グロース)などは活況高となり、「異次元の少子化対策」(首相)など買い材料視。リンクバル<6046>(東証グロース)、タメニー<6181>(東証グロース)も上げ婚活関連として少子化対策に乗るとの見方。

 東証プライム市場の出来高概算は5億8827万株、売買代金は1兆3839億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は602銘柄、値下がり銘柄数は1143銘柄。

 東証33業種別指数は10業種が値上がりし、ガラス土石、電気機器、サービス、化学、金属製品、電力ガス、鉄鋼、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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