ソニーグループは新たなモビリティを提案する新ブランド車「AFEELA」(アフィーラ)に注目集まり続伸基調

■ソニー・ホンダモビリティが「CES2023」(米1月5~8日)で公開

 ソニーグループ<6758>(東証プライム)は1月5日の後場、1万315円(150円高)で始まり、2日続伸基調となっている。4日付で、ホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)とのEV(電気自動車)合弁会社、ソニー・ホンダモビリティ株式会社が米ラスベガスで開催される世界最大の家電・エレクトロニクス展示会「CES2023」(現地時間2023年1月5日から8日)にて新ブランド車「AFEELA」(アフィーラ)を発表し、新たなモビリティの提案として、プロトタイプを初披露したと発表し、注目が集まっている。

 発表によると、新ブランド車「AFEELA」(アフィーラ)は、このプロトタイプをベースに開発を進め、2025年前半に先行受注を開始し、同年中に発売を予定。デリバリーは2026年春に北米から開始するとした。

 安心安全の実現に向け、今回のプロトタイプには車内外に計45個のカメラ、センサー等とともに、最大800TOPSの演算性能を持つECUを搭載。リアルとバーチャルの世界を融合していくことで、移動空間をエンタテインメント空間、感動空間へと拡張。その一例として、Epic Gamesとモビリティにおける新しい価値観やコンセプトの検討を開始した。

 モビリティのインテリジェント化を進めるため、AD/ADAS、HMI/IVI、テレマティクスなど、主要機能にQualcomm TechnologiesのSnapdragon Digital ChassisのSoCを採用予定。次世代のモビリティ体験の実現に向けて、戦略的な技術パートナーシップを築いていく。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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