【株式市場】日経平均は225円高、NY株高など好感され景気敏感株中心に活況

◆日経平均は2万6199円25銭(225円40銭高)、TOPIXは1884.80ポイント(9.04ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億7192万株

 1月10日(火)前場の東京株式市場は、前週末のNY株がダウ700ドル高と急伸し、週明けも底堅かったことなどを受け、ソニーG<6758>(東証プライム)や半導体関連株などが上げ、自動車、鉄鋼、大手商社、資源株や海運株などもしっかりとなった。子育て支援給付を非正規の勤労者にも拡大と伝えられ、グローバルキッズCOMPANY<6189>(東証プライム)などが急伸。日経平均は202円高で始まり、342円81銭(2万6316円66銭)を上値に一進一退となったが、前引けも2万6000円台を回復したまま堅調だった。

 力の源ホールディングス<3561>(東証プライム)が続伸一段高となり、月次動向が連日好感されたほか中国の旧正月期間の観光増加への期待も。助川電気工業<7711>(東証スタンダード)は日米が小型モジュール炉などの次世代原発開発で合意と伝えられたことなどが材料視され急反発。クリアル<2998>(東証グロース)は業績予想の増額修正への評価再燃とされ再び一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億7192万株、売買代金は1兆4598億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1163銘柄、値下がり銘柄数は583銘柄。

 東証33業種別指数は22業種が値上がりし、鉄鋼、機械、非鉄金属、海運、ガラス土石、鉱業、化学、電気機器、繊維製品、不動産、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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