ミズホメディーが出直り強める、新型コロナとインフルエンザを同時に検出する試薬に期待強まる

■17日から新製品を発売の予定で注目再燃

 ミズホメディー<4595>(東証スタンダード)は1月16日、出直りを強めて始まり、取引開始後は4%高の3565円(140円高)をつけ、7取引日ぶりに3500円台を回復している。17日から新型コロナウイルス抗原とインフルエンザウイルス抗原を同時に検出する試薬「クイックチェイサーAuto SARS-CoV-2/Flu」を発売すると1月6日に発表しており、新型コロナの感染拡大、新種の確認が伝えられる中で注目が再燃する様子がある。

 発表によると、新型コロナウイルス感染症及びインフルエンザウイルス感染症は、どちらも上気道感染症であり、感染経路は接触または飛沫といわれている。初期症状についても、咳や鼻、のどの痛みを伴う発熱、関節筋肉痛や悪寒などと共通しており、冬場になると両感染症の区別がつきにくいとされている。特に小児においては感染経路の特定も難しく、検体検査による鑑別診断が重要となることから、同時に検出できる検査キットが望まれている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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