【株式市場】日経平均は264円安、朝方の371円安を下値に持ち直す

◆日経平均は2万5855円38銭(264円14銭安)、TOPIXは1892.33ポイント(10.75ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は5億8911万株

 1月16日(月)前場の東京株式市場は、日銀の金融政策会合(1月17、18日)への思惑による円相場の上昇などを受け、自動車、機械、電子部品・半導体関連株などが下げて始まり、重工株や海運株なども安い。みずほFG<8411>(東証プライム)は一時高値を更新。味の素<2802>(東証プライム)や明治HD<2269>(東証プライム)などディフェンシブセクターの一角が高い。トヨタ<7203>(東証プライム)は前引けにかけて小高くなった。日経平均は282円安で始まり、ほどなく371円42銭安(2万5748円10銭)まで下押したが、その後は徐々に持ち直して前引けとなった。

 第一生命ホールディングス<8750>(東証プライム)が金利上昇観測などで一時高値を更新し、TSIホールディングス<3608>(東証プライム)は株主優待制度の拡充、自社株買い、消却が好感され急伸。エスプール<2471>(東証プライム)は好決算など評価され3日続けて出直り継続。ユーピーアール<7065>(東証スタンダード)は四半期決算など材料視され急伸し、同じくグッドパッチ<7351>(東証グロース)はストップ高。モリト<9837>(東証プライム)は気配値のままストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億8911万株、売買代金は1兆3528億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は668銘柄、値下がり銘柄数は1075銘柄。

 東証33業種別指数は9業種が値上がりし、繊維製品、石油石炭、パルプ紙、サービス、その他金融、食料品、証券商品先物、鉱業、医薬品、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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