農業総合研究所は後場一段高、第1四半期の各利益黒字化を好感、出直り幅拡大

■黒字化する時期は値幅妙味を増すケースが少なくないとされ注目強まる

 農業総合研究所<3541>(東証グロース)は1月16日の後場、一段高となり、取引開始後は13%高の367円(41円高)まで上げ、約1ヵ月半ぶりに360円台を回復している。13日に発表した第1四半期決算(2022年9~11月・非連結)の各利益が前年同期比で黒字に転換し、がぜん、注目再燃となった。株式相場は業績動向が赤字から黒字に転換する時期に値幅妙味を増すケースが少なくないとされており、今期はまだ第1四半期を発表したばかりで、通期予想は売上高と営業利益だけの開示にとどまっているため、投資機会はいくらでもあるとの見方が出ている。

 第1四半期決算(2022年9~11月)は売上高が前年同期比8.4%増加した。営業利益は52百万円となり、前年同期の21百万円から黒字に転じた。8月通期の利業利益の予想は20~50百万円を据え置いた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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