【株式市場】日経平均は316円高、後場は小動きだが上げ幅を保ち大きく反発

◆日経平均は2万6138円68銭(316円36銭高)、TOPIXは1902.89ポイント(16.58ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は10億6526万株

 1月17日(火)後場の東京株式市場は、鉄鋼株がインド太平洋圏向け拡大期待などで一段ジリ高となり、JFEホールディングス<5411>(東証プライム)はシンガポールでのプラント受注も材料視され活況高。18日昼頃に終わる日銀の金融政策会合では「何も出ない」との予想があり三井不動産<8801>(東証プライム)などの大手不動産株も一段ジリ高。ソニーG<6758>(東証プライム)も一段ジリ高。前場活況高の値がさ半導体関連株は高値圏で値を保った。日経平均は319円高で始まり、大引けまで上げ幅300円台を保ったまま小動きを続けたが前日比で大きく反発した。

 後場は、ラピーヌ<8143>(東証スタンダード)が助成金による営業外利益の増額修正など好感され終日買い気配のまま大引けまでストップ高を続け、パシフィックネット<3021>(東証スタンダード)は第2四半期決算など好感され一段ジリ高。プログリット<9560>(東証グロース)は第1四半期の進ちょく率など注目されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は10億6526万株(前引けは5億3402万株)、売買代金は2兆4622億円(同1兆2367億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1366(前引けは1277)銘柄、値下がり銘柄数は391(同487)銘柄。

 東証33業種別指数は28業種(前引けは27業種)が値上がりし、輸送用機器、海運、電気機器、不動産、非鉄金属、その他金融、化学、資産農林、その他製品、などが値上がりした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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