松田産業の今期16年3月期第1四半期は増収増益と順調に推移

■取得株数70,000株(上限)、取得価額の総額1億円(上限)とする自社株買いも発表

 松田産業<7456>(東1)の今期16年3月期第1四半期は、増収増益と順調に推移した。

 第1四半期連結業績は、売上高450億14百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益9億68百万円(同4.0%増)、経常利益12億22百万円(同14.0%増)、純利益7億90百万円(同10.6%増)であった。

 同社は、貴金属関連事業、食品関連事業の2事業を展開している。

 貴金属関連事業については、主力顧客である半導体・電子部品業界の生産状況は全体として緩やかな回復基調が続いたが、写真 感材業界は依然として市場の縮小が継続した。貴金属リサイクル及び産業廃棄物処理の取扱量は増加 したものの、貴金属製品及び電子材料等の販売量は減少し、銀及び白金の価格は下落した。 これらの結果、売上高は298億06百万円(同0.7%減)、営業利益は6億55百万円(同0.8%増)の減収増益であった。

 食品関連事業は、水産品、畜産品及び農産品ともに販売数量は増加した。その結果、売上高は152億25百万円(同17.6%増)、営業利益は3億12百万円(同11.4% 増)と2ケタ増収増益。

 また、同日に取得株数70,000株(上限)、取得価額の総額1億円(上限)とする自社株買いも発表した。取得期間は、8月10日から9月10日までの1か月間。

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