【株式市場】日経平均は322円安、NY株安など受け材料株や好業績株を個別に物色

◆日経平均は2万6468円62銭(322円50銭安)、TOPIXは1920.22ポイント(14.71ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は5億1985万株

 1月19日(木)前場の東京株式市場は、米経済指標を受けた円高、NY株安を受けて主力株が総じて軟調となり、材料株や好業績株の個別物色となった。首相の施政方針演説で少子化対策を改めて重視すると伝わり、JPホールディングス<2749>(東証プライム)が3日ぶりに高値を更新。円高好感のニトリHD<9843>(東証プライム)もしっかり。日経平均は250円安で始まり、334円46銭安(2万6456円52銭)で下げ止まったが前引けまで下げ幅300円台で推移した。

 阿波製紙<3896>(東証スタンダード)が新素材の新工場への期待衰えず2日連続ストップ高となり、ELEMENTS<5246>(東証グロース)は信用取引規制の解除など好感され中盤からストップ高。SERIOホールディングス<6567>(東証グロース)は少子化対策の追い風に期待とされ一時ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億1985万株、売買代金は1兆2417億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は611銘柄、値下がり銘柄数は1127銘柄。

 東証33業種別指数は2業種の値上がりにとどまり、空運、小売業が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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