神鋼商事が上場来の高値に進む、豪州の鉄鉱石生産が過去最高と伝えられ買い材料視

株式市場 銘柄

■鉄鋼原料本部のほか鉄鋼、非鉄金属、機械・情報、溶材の5本部で事業を展開

 神鋼商事<8075>(東証プライム)は1月20日、前後場とも次第高となって上げ幅を広げ、14時40分には6%高に迫る5520円(300円高)まで上げて上場来の高値を2日連続更新している。鉄鋼、鉄鋼原料、非鉄金属、機械・情報、溶材の5本部体制で事業を展開し、このところの非鉄金属などの市況回復に加え、20日は豪英資源大手BHPグループの豪州西部での鉄鉱石生産量が7~12月期に過去最高を記録と日本経済新聞が伝えたことなども買い材料視されている。

 鉄鋼原料本部では、鉄鉱石、原料炭、合金鉄、鉄スクラップ、スラグ等の鉄鋼原料や鉄鋼リサイクル製品を取扱い、鉄鋼原料の輸入だけではなく、アジアを中心とする三国間貿易の拡大、豪州の炭鉱やマレーシアの合金鉄工場への出資による鉄鋼原料の安定供給網の拡充を実現してきた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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