メルコHDが急動意、連結子会社シマダヤの上場準備、スピンオフによる分離を好感
- 2023/1/24 09:43
- 材料でみる株価
■メルコHDの株主に対しシマダヤ株式を現物配当により交付
メルコホールディングス(メルコHD)<6676>(東証プライム)は1月24日、一段と出直って始まり、取引開始後は6%高の3305円(180円高)まで上げ、取引時間中としては昨2022年9月2日以来の3300円台を回復している。23日の夕方、「連結子会社シマダヤ株式会社(東京都渋谷区)の株式分配型スピンオフの準備開始及び上場準備の開始」を発表し、買い材料視されている。食品事業であるシマダヤを分離し独立を図ることにより、迅速な事業戦略の実行および、さらなる各事業分野での成長を促進する。
発表によると、2017年度税制改正により創設された株式分配型のスピンオフを利用し、メルコHDの株主に対し、連結子会社であるシマダヤ株式を現物配当により交付する。株主の売買機会を確保する観点から、シマダヤ株式の東証への上場を前提として実施する。スピンオフ及び上場時期等の詳細は未定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)