【株式市場】日経平均は433円高、NY株の大幅続伸など受け昨年12月以来の2万7000円台

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7339円61銭(433円57銭高)、TOPIXは1971.55ポイント(26.17ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億4614万株

 1月24日(火)前場の東京株式市場は、NY株が大幅続伸し、半導体株指数のSOXも5%高となったことなどをけ、鉄鋼、自動車、機械株などから半導体関連、電子部品株などが一斉高となり、日本製鉄<5401>(東証プライム)は中国の経済活動活発化期待もあり2018年2月以来の2700円台。半導体関連株も東京エレク<8035>(東証プライム)が年初来の高値を更新など軒並み高い。日経平均は244円高で始まり、次第高のまま午前10時40分過ぎには上げ幅を400円台に拡げ、453円89銭高(2万7359円93銭)まで上げて前引けも大幅高。2万7000円台は、取引時間中としては昨2022年12月20日以来となった。

 首相の「異次元の少子化対策」を受けJPホールディングス<2749>(東証プライム)が2018年以来の高値を一時連日更新し、テノ.ホールディングス<7037>(東証プライム)はストップ高となり2週間ぶりに戻り高値を更新。インフォマート<2492>(東証プライム)はインボイス制度の関連株とされて出直り継続。サンオータス<7623>(東証スタンダード)は引き続き電動キックボードの免許免除が好感され2日ぶりにストップ高。上場2ヵ月のティムス<4891>(東証グロース)は外資系証券による投資判断開始が好感されストップ高。シャノン<3976>(東証グロース)はキヤノンMJとの販売提携など好感され気配値のままストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億4614万株、売買代金は1兆4243億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1490銘柄、値下がり銘柄数は287銘柄。

 東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、機械、電気機器、金属製品、卸売り、精密機器、鉄鋼、非鉄金属、情報通信、石油石炭、銀行、サービス、ゴム製品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る