【株式市場】日経平均は30円高、次第に堅調、半導体関連株などは高安混在

◆日経平均は2万7329円36銭(30円17銭高)、TOPIXは1976.62ポイント(3.70ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は4億8300万株、

 1月25日(水)前場の東京株式市場は、自動車株や半導体関連株が高安混在となり、NY株式のダウ続伸、NASDAQ反落を受け個別物色の展開となった。中で、昨24日の後場下げた日本郵船<9101>(東証プライム)や日本製鉄<5401>(東証プライム)は反発基調となり、暴風雪で減便の日本航空<9201>(東証プライム)も堅調。不動産株も高い。日経平均は123円31銭安(2万7175円88銭)で始まり、これを下値に持ち直して午前10時頃に54円73銭高(2万7353円92銭)まで上げ、前引けも堅調となった。

 テノ.ホールディングス<7037>(東証プライム)が2日連続ストップ高となり、引き続き「異次元の少子化対策」など好感され、グローバルキッズCOMPANY<6189>(東証プライム)も一段高。大日本印刷<7912>(東証プライム)は米投資ファンドの保有拡大報道を受け急伸。サンオータス<7623>(東証スタンダード)は引き続き電動キックボードの規制緩和が材料視され連日ストップ高。ポエック<9264>(東証スタンダード)は広島、福岡などの暴風雪による特需の期待とかで急伸。ブライトパス・バイオ<4594>(東証グロース)はiPS細胞から再分化誘導したNKT細胞を用いた新規他家がん免疫療法への期待など言われ再び急伸、セルシード<7776>(東証グロース)は細胞シート再生医療製品への期待と新株予約権の行使完了など好感され連日高い。

 東証プライム市場の出来高概算は4億8300万株、売買代金は1兆2597億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1048銘柄、値下がり銘柄数は663銘柄。

 東証33業種別指数は26業種が値上がりし、鉄鋼、その他製品、電力ガス、海運、繊維製品、精密機器、陸運、空運、機械、倉庫運輸、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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