【株式市場】日経平均は33円安、少子化対策株や防衛関連株、不動産株などは堅調

東京証券取引所

◆日経平均は2万7361円10銭(33円91銭安)、TOPIXは1977.62ポイント(3.07ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は5億715万株

 1月26日(木)前場の東京株式市場は、値がさの半導体関連株が軟調で米半導体製造装置大手ラムリサーチの決算など影響とされ、年初から上げが目立った鉄鋼株も一進一退となり、自動車株は高安混在となった。一方、三菱重<7011>(東証プライム)などは堅調で、東急不HD<3289>(東証プライム)などの不動産株は昨年後半からの下げによりオフィスビル大量供給問題を消化の見方で出直り活発。日経平均は取引開始直後に107円14銭高(2万7502円15銭)まで上げたが伸びきれず、午前10時40分にかけては78円66銭安(2万7316円35銭)まで軟化し、前引けも軟調となった。

 RPAホールディングス<6572>(東証プライム)が12%高となってプライム市場の値上がり率1位に進み、RPAツールで残業時間50%削減との発表など好感。テノ.ホールディングス<7037>(東証プライム)は「異次元の少子化対策」に乗り連日急伸し、JPホールディングス<2749>(東証プライム)も高値更新。AIAIグループ<6557>(東証グロース)はストップ高。日本パレットプール<4690>(東証スタンダード)は業績予想の増額などで一時ストップ高。

 新規上場のテクノロジーズ<5248>(東証グロース)は前場、買い気配のまま値が付かず、前引けは1700円の買い気配(公開価格1000円の70%高)。

 東証プライム市場の出来高概算は5億715万株、売買代金は1兆3002億円。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は756銘柄、値下がり銘柄数は969銘柄。

 東証33業種別指数は13業種が値上がりし、精密機器、不動産、その他製品、化学、空運、サービス、繊維製品、ガラス土石、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年3月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る