旭化成は日経平均採用で出遅れ感、今期33%増益、押し目買い可能

株式市場 銘柄

チャート6 旭化成<3407>(東1・売買単位1000株)は、20円30銭安の992円20銭と前週末の2円安に続いて下げている。もっとも、前週木曜日(6日)までは4日連続高で約72円高していたので当然の調整といえそうだ。3月につけた高値1260円から7月9日の年初来安値905円まで28.1%下げ底打ち、足元では4月28日以来の25日線を上回り反発に転じているため押し目買いできそうだ。

 日経平均採用銘柄で日経平均採用先発組が上値が重くなっているので出遅れ感から注目されそう

 2016年3月期・第1四半期は、前年同期比3.4%増収、営業利益33.4%増益だった。通期見通しに対する進捗率は22.2%とやや弱いが、通期営業利益3.8%増の1640億円、1株利益76.8円は達成できるだろう。配当は1円増配の年20円の予定。

 高値からの下げ幅355円に対する「半値戻し」に当る1080円台見込めそうだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  2. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  3. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  4. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  5. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  6. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る