ヨシムラ・フードHDは実質10連騰、第3四半期決算の発表から動意を強め昨年来の高値を連日更新

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■為替益が多く通期予想は据え置くが上振れ期待強い様子

 ヨシムラ・フード・ホールディングス(ヨシムラ・フードHD)<2884>(東証プライム)は1月27日の後場、4%高の884円(35円高)で始まり、日々の高値を10日連続セリ上げて昨年来の高値を連日更新している。1月13日に発表した第3四半期決算の連結経常利益(2022年3~11月・累計)が前年同期比65%増加するなど好調で、株価は翌取引日以降、下げた日が一日しかない連騰相場となっている。

 第3四半期の連結経常利益(2022年3~11月・累計)は前年同期比65%増加して12.53億円となったが、外為相場の変動により為替差益が377百万円増加した分があり、2月通期の連結業績予想は全体に据え置き、経常利益は7.83億円(前期比21%減)のままとした。しかし、「国内及び海外ともに新型コロナからの回復により売上が増加」(説明資料より)する傾向とした。このため、通期業績の上振れを予想する投資家が優勢と見られている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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