商船三井は3日続伸基調で始まる、米利上げ幅0.25%にとどまり引き続き大幅増益決算など好感

■今3月期の連結営業利益は従来予想を22%上回る1050億円(前期比91%増)に

 商船三井<9104>(東証プライム)は2月2日、3日続伸基調で始まり、取引開始後は3320円(30円高)まで上げて出直りを継続している。米国の利上げ幅が0.25%にとどまったため、1月31日の昼に発表した第3四半期決算(2022年4~12月・累計)の連結営業利益が前年同期の2.3倍などと大幅増益になり、3月通期予想と期末配当の増額修正も発表したことが連日好感されている。

 今3月期の連結業績予想は、為替前提(第4四半期3ヵ月間)を1ドル131円17銭とし、営業利益を従来予想比22.1%引き上げて1050億円の見込み(前期比90.9%増)とした。売上高は据え置き1兆6000億円の見込み(同26.1%増)とした。また、3月期末配当は1株につき従来予想比10円増の260円の予定とした。年間配当は560円になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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