クロップスが再び上値を指向、KDDIによる「大量保有」を受け買い材料視

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■「auショップ」を展開、「提携関係の実効性及び深度を深めるため」

 クロップス<9428>(東証スタンダード)は2月3日、再び上値を指向し、4%高の1070円(46円高)まで上げた後も1060円前後で推移し、出直りを強めている。KDDI<9433>(東証プライム)が1月31日付で、「株式会社クロップスの株式の以下の買集め行為として、発行済株式総数の15.85%(152万1500株)を取得し、本日付で関東財務局長宛に大量保有報告書を提出」と発表しており、買い材料視されている。クロップスの株価はこの日を含めて2日続伸し、2月3日は一段と上げて出直っている。

 クロップスは中京地区を中心に「auショップ」を展開し、移動体通信事業、人材派遣事業、ビルメンテナンス事業、飲食店舗賃貸事業、文具包装資材卸事業、などを行う。KDDIは、大量保有の目的として、「当社と株式会社クロップスとの業務提携関係の実効性及び深度を深めるため」(発表リリースより)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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