三菱製鋼が再び一段高、通期利益予想の増額修正を好感、2週間ぶりに今年の高値を更新

■原材料価格の上昇一服、営業利益は従来予想を18%上回る見込みに

 三菱製鋼<5632>(東証プライム)は2月6日、再び上値を追って始まり、取引開始後は5%高に迫る1177円(52円高)まで上げ、約2週間ぶりに今年に入っての高値を更新している。3日15時、輸入原材料価格の上昇一服や北米子会社の損失軽減などを要因に今期・2023年3月期の利益予想の増額修正などを発表し、好感されている。

 今3月期の連結業績予想は、従来予想に対し売上高は2.8%引き下げたが、営業利益は18.2%上回る見込みに見直した。北米ばね子会社における生産混乱解消に向けた施策や原材料価格の高騰等に伴う売価転嫁は順調に進捗しているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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