【株式市場】日経平均は126円安、NY株安の影響あるが決算を吟味し直す買いもあり底堅い

◆日経平均は2万7479円86銭(126円60銭安)、TOPIXは1980.07ポイント(3.90ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は少な目で4億8437万株

 2月9日(木)前場の東京株式市場は、NY株の反落などを受けて半導体関連株や自動車株などに軟調な銘柄が多い中で、AGC<5201>(東証プライム)が今期業績の大幅回復予想と自社株買い・消却など好感されて活況高。8日に大きく売られた東レ<3402>(東証プライム)は急反発となり、決算を吟味し直す買い旺盛の見方。大手不動産株の一角も高い。日経平均は153円安で始まり、ほどなく181円77銭安(2万7424円69銭)まで下押したが、その後は底堅い推移のまま前引けとなった。

 第一興商<7458>(東証プライム)が大きく出直り、営業利益7倍の四半期決算と自社株買いなど好感。UEX<9888>(東証スタンダード)も大幅増益など好感されて急伸し高値更新。エコモット<3987>(東証グロース)は急反発のストップ高となりEV充電スタンド事業の本格化など材料視。サイジニア<6031>(東証グロース)は『シャディギフトモール』への導入事例など好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は4億8437万株、売買代金は1兆2066億円。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は835銘柄、値下がり銘柄数は894銘柄。

 東証33業種別指数は13業種が値上がりし、繊維製品、卸売り、ガラス土石、非鉄金属、鉄鋼、石油石炭、その他金融、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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